「サイケデリック最後のヒーローだ」彼は言った。

サイケデリックロックと歩み続けて50年そう名乗っても誰も文句はないだろう。

彼らはロックレジェンドMotörheadの結成者レミー・キルミスターが、Motörhead結成前に所属していたバンドとしても有名だ。

彼らの名は【Hawkwind】サイケデリック最後のヒーローだ。

Hawkwindの現メンバープロフィール

デイヴ・ブロック

Dave Brock

英語表記:Dave Brock

生誕:1941年8月20日

出身地:イングランド ミドルセックス

担当楽器: ボーカル/ギター

在籍:1969-

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

リチャード・チャドウィック

Richard Chadwick

英語表記:Richard Chadwick

生誕:1957年1月30日

担当楽器:ドラム/ボーカル

在籍:1988-

ナイル・ホーン

Niall Hone

英語表記:Niall Hone

生誕:1970年6月24日

担当楽器:ベース/キーボード

在籍:2008-2016、2018-

マグナス・マーティン

Magnus Martin

英語表記:Magnus Martin

担当楽器:キーボード/ギター

在籍:2017-

Hawkwindの元メンバープロフィール

Hawkwindは1970年のデビューから2019年現在も活動を続けています。その長いキャリアの中で40人以上のミュージシャンがHawkwindを通過してきました。

音楽家以外のメンバー(作詞家、作家など)にもクレジットを与えることで知られています。

なので今回はその中でも特にHawkwindの元メンバーとして有名なメンバーについて紹介していきます。

ニック・ターナー

Nik Turner

英語表記:Nik Turner

本名:Nicholas “Nik” Turner

生誕:1940年8月26日

出身地:イングランド オックスフォード

担当楽器:サックス/フルート/ヴォーカル

在籍:1969-1976、1982-1984

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

ミック・スラッテリー

Mick Slattery

英語表記:Mick Slattery

担当楽器:リードギター

在籍:1969-

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

ディック・ミック

Dik Mik

英語表記:Dik Mik

担当楽器:キーボード

在籍:1969-1973

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

ジョン・ハリスン

英語表記:John Harrison

担当楽器:ベース

在籍:1969-1970

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

テリー・オリス

Terry Ollis

英語表記:Terry Ollis

担当楽器:ドラム

在籍:1969-1972

人物

  • Hawkwindのオリジナルメンバー。

レミー・キルミスター

Lemmy Kilmister

英語表記:Lemmy Kilmister

ニックネーム:レミー(Lemmy)

本名:Ian Fraser Kilmister

生誕-死没:1945年12月24日-2015年12月28日

出身地: イングランド ストーク・オン・トレント

担当楽器:ベース/ボーカル

在籍:1971-1975

人物

  • ドラッグの問題などで1975年にHawkwindを解雇される。
  • Hawkwind脱退後「Motörhead(モーターヘッド)」を結成。
  • スラッシュ、ハードコアの分野に多大な影響を与えた。

デル・デットマール

Del Dettmar

英語表記:Del Dettmar

生誕:1947年4月20日

出身地:イングランド サリー州

担当楽器:シンセサイザー/キーボード

在籍:1971-1974

サイモン・キング

Simon King

英語表記:Simon King

生誕:1950年8月12日

出身地:イングランド オックスフォード

担当楽器:ドラム

在籍:1971-1980

人物

  • 1985年にイギリスのロック誌『サウンズ』によって「決定的なロックドラマー」と評された。

ロバート・キャルバート

Robert Calvert

英語表記:Robert Calvert

本名:Robert Newton Calvert

生誕-死没:1945年3月9日 – 1988年8月14日

出身地:南アフリカ プレトリア

担当楽器:ボーカル/詩人

在籍:1971-1973, 1975-1979

人物

  • 2歳の時に両親と一緒にイギリスに移住。
  • 双極性障害に苦しんでいた。

マイケル・ムアコック

Michael Moorcock

英語表記:Michael Moorcock

本名:Michael John Moorcock(マイケル・ジョン・ムアコック)

生誕: 1939年12月18日

出身地:イングランド ロンドン

担当楽器:ボーカル/詩人

在籍:1975, 1981

人物

  • イギリスのファンタジー作家、SF作家、編集者として活躍。
  • SFのニューウェーブ運動に多大な影響を与えた。

来歴

Hawkwindは1960年代終わり頃、イギリスロンドンのラドブローク・グローブでヒッピーの間から産まれた6人編成のバンドだった。

Hawkwind以前は「グループX」と名乗っていた。

オリジナルメンバーは、

  • デイヴ・ブロック(ギターボーカル)
  • ニック・ターナー(サックス)
  • ミック・スラッテリー(リードギター)
  • ディック・ミック(キーボード)
  • ジョン・ハリスン(ベース)
  • テリー・オリス(ドラム)

その後、Hawkwind Zooと改名、更に、Hawkwindにバンド名を短縮し、1969年にレーベル「ユナイテッド・アーティスツ」と契約。

1970年、シングルを1枚リリースしたのちに、デビューアルバム『HAWKWIND(ホークウインド)』をリリース。

Hawkwindのデビューアルバムは1970年プリティ・シングスのギタリスト、ディック・テイラーによってプロデュースされ、早くも脱退したミック・スラッテリーに代わり、ギターにヒュー・ロイド・ラントンを迎えてレコーディングされた。

この後、幾度となくメンバーチェンジを繰り返しながら、1972年にはHawkwindの全盛期を迎える。

その時のメンバーは、

  • デイヴ・ブロック(ギターボーカル)
  • ニック・ターナー(サックス)
  • デル・デットマール(キーボード)
  • レミー・キルミスター(ベース)
  • サイモン・キング(ドラム)
  • ステイシア(ダンサー)
  • ロバート・キャルバート(ボーカル、詩人)

1972年、Hawkwindは全英3位となるシングル「SILVER MACHINE(シルバー・マシン)」のヒットで一躍有名になる。

1975年レミーがアメリカツアー中にドラッグで逮捕。

その直後レミーはHawkwindを解雇される。

ポール・ラドルフがベーシストとして新加入。

更にこの時は強硬なメンバーチェンジが続き、デル・デットマールはサイモン・ハウスに交代。サイモン・キングはアラン・パウエルと交代となった。

1977年、ニック・ターナーも解雇されてしまいます。更に新人2人が脱退するなどあり、Hawkwindは解散を余儀なくされてしまいます。

解散後すぐにデイヴ・ブロック、ロバート・キャルバート、サイモン・キングはバンド活動を再会しますが、複雑な契約から合法的に逃れるためにバンド名はHawklords(ホークローズ)という名前での活動再開となりました。

1979年、ロバート・キャルバートがソロシンガーとなった時に元のHawkwindに戻している。

この時のメンバーは、

  • デイヴ・ブロック(ギターボーカル)
  • ハーヴェイ・ベインブリッジ(ベース)
  • サイモン・キング(ドラム)
  • ヒュー・ロイド・ラントン(リードギター)
  • ティム・ブレイク(キーボード)

その後も、デイヴ・ブロックを中心に据えつつメンバーチェンジやレーベルの移籍を繰り返しながら、サイケ時代のロックスター達が次々と去っていく中、Hawkwindは現在も活動を続けている。

Hawkwindの伝説やエピソード

2000年代以降、Hawkwindのアルバムがリマスター再発される中、代表作である『Warrior On The Edge Of Time 』だけが、手つかずの状態でした。

それは、版権がバンド側にあり参加アーティスト全員の許諾を取るなど手続きが複雑だったそうです。

それというのも元Hawkwindのマネージャーのダグ・スミスがこの件で動いていたが、参加メンバー中ただ一人レミー・キルミスターがダグ・スミス絡みの契約はしないと拒絶していました。

ダグ・スミスはレミー・キルミスターがHawkwind脱退後に結成したMotörheadのマネージャーとしても活動していましたが、レミー・キルミスターはこの時のダグ・スミスの行動にかなり憤慨していたそうです。

そこで、マーク・パウエルが交渉活動を行なうことになり、デイヴ・ブロックも交渉に参加しフォローすることで、やっとレミー・キルミスターがサインし、CD盤のリリースとなりました。

Hawkwindの代表作

Hawkwindの代表作と言えば『Warrior On The Edge Of Time』

マイケル・ムアコックの「エターナル・チャンピオン」がコンセプトになっているこの作品。

サイモン・キングとアラン・パウエルのツインドラム、サイモン・ハウスのシンセサイザー、ニック・ターナーのフルートとサックスなど数多くの楽器が使用されていて、楽曲の良さもあり完成度の高い演奏、秀逸なカバーアートに包まれた名盤となっています。

あとがき

今回はサイケデリック最後のヒーロー【Hawkwind】について紹介してきました。

数々のメンバーチェンジを経て自分たちの音楽を追及しているHawkwind。

彼らもまた間違いなくロックレジェンドの一つだろう。

この記事でHawkwindに少しでも興味がわいてくれれば嬉しいです。